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17日(日)が最終日です。

17日(日)が最終日です。_f0164843_1148554.jpg
グループ8展も、本日16日(土)と17日(日)を残すのみとなりました。

どうぞこの週末、
ゆっくりと絵画鑑賞をお楽しみください。
メンバー一同、心よりお待ちしております。

作品の一部をご紹介します。
# by group_eight | 2008-08-16 11:52 | 展覧会のご案内

いよいよ始まりました。

いよいよ始まりました。_f0164843_23241026.jpg
第5回GROUP8展が、
昨日から開催中です。

13日(水)〜16日(土)は
9:00〜21:00の12時間
(出品者の会場入りは17:00まで)、
最終日17日(日)は
16:00までオープン。

何かとイベントの多いお盆シーズンですが、
ご家族でゆっくり絵画を楽しんでみてはいかがでしょう。

会場の岡山県生涯学習センター(交流棟1F 展示スペース)までの
アクセスは、こちらから。
# by group_eight | 2008-08-13 14:52 | 展覧会のご案内

山根章裕(4)

正直なところ、「画家になりたい」というような
勇気とハングリー精神はもっていません。

山根章裕(4)_f0164843_11395918.jpg
それに、教師の仕事が好きなんです。
ずっと就きたかった職業ですからね。

でも、全然、教師らしくないかもしれない。
生徒にも
「滑舌(かつぜつ)悪すぎ」
と言われたりするし(笑)。
それでも、友達関係の悩みごとを
相談されたりすることもあって、
自分も、ちょっとは役に立ててるかも、と
そういうときは嬉しくなります。
話を聞くことくらいしかできませんけど。

僕は今回のグループ8のように、
描くチャンスを与えられないと
たぶん自分から積極的には描けない気がするんです。
だから、声をかけてくださった先輩方には
とても感謝しています。人に恵まれているなあ、と思う。

グループ8には、ちょっと前に完成させた100号と、
もう1枚を連作として出品できたらいいなあ、と思っています。
これからは、
「毎年出品していたら、気付いたら画家になってるぞお」
という西山先生の教えに習って、
制作をし続けたいです。
また、できることなら、もっともっとうまくなりたい。
描きたいものを、ちゃんと描けるようになりたい。
それだけです。
(完)


※写真は、久々に同期の藤原(智也)と母校を訪れた山根章裕。
「ご自由におとりください」状態だった西山先生の粘土作品を物色中。



構成/中原順子
# by group_eight | 2008-08-02 16:38 | 8 interviews

山根章裕(3)

光風会には、西山(松生)先生に連れていっていただいた
岡山支部の研究会がきっかけで入会しました。
山根章裕(3)_f0164843_121545.jpg
研究会の参加費の1万円は、
先生が出してくださって。
えぇ人じゃなあ、としみじみ(笑)。

確かエスキースを作って持っていったんですが、
見てくださった
清原啓一
先生には、
「わけの分からんものを描くな」
と一蹴されました(笑)。
でも、「誰が見ても、
何が言いたいのかがすぐわかるのが
いい絵なんだ」という先生のお言葉は、
ずっと忘れないと思います。

奉還町を描いたのをきっかけに、
ずっと群像を描いています。
今、描いているのは、
風景としては勤務校(総社市立昭和中学校)の
近くの民家や畑。
それに、いつも最初に入れる自画像に、
あとはいろいろな人々(笑)。
妹にモデルになってもらったりもしています。

制作は、自宅の自分の部屋で。
山口百恵とかビートルズとか古い曲を、
めっちゃデカイ音でかけながら描いています。
そういえば、大学時代、美術棟で制作していたときも、
爆音で音楽かけてましたね。
ノリがよくなって、テンションが上がるから。

音楽好きなんですよ。
普段の日も、学校を5時半から6時頃出て、
家に帰って何をしてるかといえば、
ご飯食べて、風呂入って、あとは部屋で音楽聴いてるという感じ。
最近の曲は、あんまり聴かないですけどね。
(続きます)



構成/中原順子
# by group_eight | 2008-08-01 17:37 | 8 interviews

山根章裕(2)

山根章裕(2)_f0164843_884717.jpg
同じ光風会に入って、
今度、一緒にグループ8に参加する
藤原(智也)くんに言わせると、
僕は、西山(松生)先生に、
溺愛されていたそうです。

確かに
一対一のゼミで
筆の洗い方から
キャンバスの張り方まで
油絵の基本を一から教えていただきました。
それから先生は
ゼミ生以外の学生にも
よく指導されていたので、
藤原くんたちも一緒に、
県内のあちこちにスケッチ旅行に
行ったりもしました。

西山先生のゼミは、水曜と木曜の週2回。
木曜日の朝は石膏デッサンで
水曜日は、朝から先生と二人で
奉還町商店街にスケッチに行くんです。
それぞれに、好きな場所があって、
僕は花屋や果物屋が好きでした。
お店の方に「頑張るなぁ」と、声をかけていただくこともありました。
そして、午後は大学に戻って制作です。

街頭でスケッチなど、今までしたこともなく、
新しい体験ができる、この時間が
楽しくてしかたがありませんでした。
大の苦手だった石膏デッサンが
なんとなく嫌いではなくなったことも、
大学で得ることができた
大きなものの一つです。
それも、すべて西山先生のおかげです。

西山先生には、よく
「山根くんは、どんどん伸び伸び描きなさい」とおっしゃってくださいました。
先生が岡大を退官されて、東京に戻られた今でも
ときどき手紙で作品を見ていただいたりしているんです。

(続きます)


構成/中原順子
# by group_eight | 2008-07-31 08:17 | 8 interviews